ボロ戸建てゼロイチ達成の4事例|共通する行動の特徴【築古戸建て塾】
ボロ戸建て投資に興味はあるけど、まったくの素人でも本当に1戸目を買えるのかな……?
結論から言います。買えます。ただし、条件があります。
この記事では、実際にゼロから1戸目の購入を達成した大家さん4名のリアルな体験談をもとに、「なぜ彼らは動けたのか」「何が成功を引き寄せたのか」を徹底的に分析します。4名の属性はバラバラ(公務員・個人事業主・工務店勤務・会社員)ですが、全員に明確な共通点がありました。
筆者も20代からボロ戸建て投資を始めました!
先生のゼロイチは、こちら>>
その過程でコミュニティで直接関わった大家さんたちの体験を、建築・投資の両面から分析してお伝えします。
- ゼロイチ達成者が実践していた「具体的な行動と思考パターン」
- 実際の購入事例(物件詳細・購入金額・1ヶ月の行動量・リスク判断の根拠)
- 「買える人」と「買えない人」を分ける決定的な違い
- 初心者が今すぐ踏み出せる最初の一歩
ゼロイチ達成者に共通する「買える人の4条件」
4名の事例を詳しく分析した結果、ゼロイチを達成した大家さんたちには、属性や環境の違いを超えた4つの共通点がありました。「才能」でも「資金力」でもなく、すべて意識と行動で身につけられるものです。
条件① 即行動——情報を得たその日に動き出す
ゼロイチ達成者の最大の特徴は、情報を得た当日に動き出すスピードです。オフ会で出会ったその日に内見を申し込み、気になった物件には翌日に買付を入れる。「もう少し勉強してから」「もう少し資金が貯まったら」という先送りが一切ありません。
DIY・勉強会・内見・オフ会……「今できることは全部やる」というスタンスで、常に複数の行動を並行して進めています。行動量が多いほど、良い物件との出会いも増える——この単純な真理を体で理解しているのです。
条件② PDCAを回す——行動と振り返りをセットにする
闇雲に動くだけでは失敗リスクも高まります。達成者たちは行動した後に必ず振り返りを行い、先輩大家やメンターへ相談することで軌道修正を繰り返しました。「なぜうまくいかなかったか」「次はどう変えるか」を言語化する習慣が、致命的なミスを防ぐセーフティネットになっています。
条件③ リスク受容のバランス——「致命傷でなければOK」と割り切れる
ボロ戸建て投資では、傾き・雨漏り・汲み取り式便所など、一般的には「瑕疵」と見なされる物件を安く買って再生するのが基本戦略です。達成者たちは完璧主義に陥らず、「修繕できる範囲か?致命傷(多額の追加費用・構造的欠陥)でなければOK」という判断基準を持っていました。
一級建築士の筆者から見ても、この「許容できるリスクの見極め」こそがボロ戸建て投資の核心スキルです。完璧な物件を待ち続けても、永遠に買えないまま終わります。
条件④ メンターがいる——自己判断だけで突き進まない
4名全員に共通していたのは、「経験者に相談しながら動いていた」という点です。自分だけの判断で全てを決めるのではなく、具体的な事例や数字を持参してプロ・先輩投資家に意見を仰ぐ。この習慣が判断の精度を飛躍的に高め、高値掴みや修繕費の読み違いといった初心者特有のミスを回避させていました。
- 即行動:情報を得た当日に動き出す。先送りしない
- PDCAを回す:行動→振り返り→相談→修正を繰り返す
- リスク受容のバランス:「致命傷でなければOK」と割り切れる柔軟さ
- メンターがいる:自己判断だけに頼らず、経験者に相談する
ゼロイチ達成者4名のリアル購入事例
ここからは、実際にゼロイチを達成した4名の体験談を詳しく紹介します。「出会いのきっかけ」「1ヶ月の行動量」「購入物件の詳細とリスク判断の根拠」「達成後の気づき」を包み隠さずお伝えします。
事例①:G君(地方・公務員)——80万円・傾きあり・自宅10分
出会いと行動のきっかけ
G君がボロ戸建て投資に興味を持ったのは、DIYイベントへの参加がきっかけでした。最初は「見学だけ」のつもりが、その後3日間連続でイベントに通い詰め、差し入れ持参・積極的な質問・ランチへの同行など、とにかく距離を縮める行動を取り続けました。「まず人に会う、まずやってみる」という姿勢が最初の一歩を引き寄せました。
1ヶ月の行動量
- 内見:5件以上
- DIY手伝い:3回以上
- 勉強会:毎週参加
→ 結果:買付通過し、リフォームへ突入!
物件概要とリスク判断のポイント
- 購入金額:80万円
- 自宅からの距離:10分以内(自主管理のしやすさ◎)
- リスク:傾きあり(通称「自動ドア物件」)
傾きは一見すると大きなリスクに見えますが、構造的に致命的でなければ修繕・補強で対応可能です。G君はDIY実践を事前に重ねていたため、「これは直せる範囲」という判断を自信を持って下せました。自宅から10分以内という立地は、自主管理のコスト・手間を大幅に下げる重要な要素でもあります。
G君の素直さと行動力は圧倒的。「とりあえず動く」その勢いが最初の一戸を引き寄せた!公務員として安定した本業を持ちながら、休日のたびに現場へ飛び込む姿勢が信頼にもつながったばい。
事例②:Y君(地方・個人事業主)——150万円・2時間30分圏外・1週間で買付
出会いと行動のきっかけ
3週間前にオンラインで声をかけてきたY君(同級生つながり)。もともと民泊に興味があったが、「ボロ戸建ての方が向いている」とアドバイスしたことで、すぐに方向転換して行動を開始しました。個人事業主として時間の融通が効くことを最大限に活かし、翌日には早速オフ会へ参加。この「方向転換の素直さとスピード」が、驚異的な短期集中につながりました。
1ヶ月の行動量
- 翌日にオフ会へ参加
- 即7件の内見をこなし、そのまま買付通過
- DIY会・勉強会にも積極参加
物件概要とリスク判断のポイント
- 購入金額:150万円
- 自宅からの距離:2時間30分(初物件にして遠方案件!)
- リスク:森に囲まれたエリア(ただし、以前に賃貸募集の実績あり)
自宅から2時間30分という距離は、初心者には大きなハードルに思えます。しかしY君が着目したのは「以前に賃貸募集の実績がある」という事実。需要の有無を示す客観的なエビデンスを根拠に、リモート管理体制を整えることで遠方リスクを許容範囲まで下げると判断しました。感情ではなく、データで判断する姿勢が光ります。
短期間の集中力がすさまじい。情報を得たその日から全力で動ける、そのスピードと決断力が突破口になった!遠方でも「需要の根拠」をしっかり確認してから動いとる点が、初心者離れした判断力ばい。
事例③:Hさん(地方・工務店勤務・資格保有)——0円取得・修繕250万円・専門家ならではの葛藤
出会いと行動のきっかけ
懇親会で直接お会いしたことがきっかけ。Hさんは宅建士・二級建築士・施工管理技士という複数の資格と、工務店での実務経験を持つ異色のスペックの持ち主です。「知識は十分にある。でも投資家としての動き方がわからない」という状態からスタートしました。
学びと行動のスタイル
- 内見:村長の内見に同行し「投資目線のチェックポイント」を体得
- DIY:村長の物件見学+工務店での実務経験を掛け合わせて修繕コストを自分で試算
- 勉強方法:時間が合えば必ず勉強会に参加。書籍・コミュニティ・YouTubeで知識補強。職人・不動産屋・複数の投資家から直接話を聞きに行く
物件概要と修繕内訳
- 購入金額:0円(親族名義の物件を委託管理)
- 自宅からの距離:30分以内
- リスク:傾き・雨漏り・駐車場なし・給湯設備全滅・汲み取り式便所
- 修繕費用合計:約250万円(瓦屋根葺き替え120万円 / 増築テラス屋根修繕50万円 / 雨樋工事15万円 ほか)
購入金額0円という特殊なケースですが、修繕費250万円を投じての再生プロジェクトは立派な不動産投資です。専門スキルを持つHさんが直面した最大の壁は「もっときれいに仕上げたい」というプロの職業病でした。利益を出すためのコスト管理と、専門家としての完成度へのこだわりを両立させる難しさは、スキル保有者ならではの貴重な学びです。
資格もスキルも持っとるから、修繕の幅が広くて本当に心強い!「完璧を求めたくなる」葛藤はプロならでは。「投資家の目線」と「専門家の目線」を両立させていくのが今後の成長ポイントばい。
事例④:Yさん(地方・会社員)——2棟合計270万円の指値成功・DIYが価格交渉力に変わった
出会いと行動のきっかけ
なんとなく参加したDIYオフ会がきっかけ。「ただ固定資産税を払い続けるだけの空き家を、自分の手で価値あるものに変えられるなんて面白くないですか?」という言葉に心を動かされ、「自分もやってみたい!」という気持ちが一気に高まりました。
会社員として働きながら副業投資に挑戦したYさんは、「知識→経験→自信」という好循環を意識的に作り出していきました。特にDIY実践を通じて「多少の瑕疵でもいける」とマインドブロックを解除したことが、大きな転機になっています。
1ヶ月半の行動量
- 内見:1ヶ月半で8〜9件
- DIY:5回以上のDIY会に参加(床張り替え・雨漏り修繕など)
- 勉強方法:書籍30冊(正直不動産など含む)・YouTube(ふかぽんさん中心)・DIY会での実践
物件概要(2棟分)と価格交渉の実績
Yさんは短期間で2棟のゼロイチを達成。どちらも大幅な指値交渉に成功しています。
- 【1棟目】350万円 → 交渉後200万円(150万円の指値成功)/自宅から車で10分圏内/リスク:駐車場が急傾斜で整備が必要
- 【2棟目】200万円 → 交渉後70万円(130万円の指値成功)/自宅から車で10分圏内/リスク:床がふかふか・下水臭(汚水枡トラップ破損)・2階に軽微な傾きあり
2棟合計で280万円もの値引き交渉を成功させた背景には、DIY実践で磨いた「修繕コストの肌感覚」がありました。「床のふかふかは束石のやり直しで対応できる」「下水臭は汚水枡のトラップ交換で解決する」——こうした具体的な根拠を示した交渉は、現場経験なしには実現できません。
行動量も学びの質もトップクラスたい!DIYの実践がそのまま価格交渉力に変わっとるのが素晴らしい。2棟で計280万円の指値成功は、現場経験があってこそ。「やってみる勇気」と「人との出会い」がゼロイチの鍵たいね!
「買える人」と「買えない人」——決定的な3つの違い
4名の事例を振り返ると、ゼロイチを達成できなかった人たちとの違いが明確に浮かび上がってきます。
「買えない人」の多くは、行動する前に完璧な知識・完璧な資金・完璧な物件を求めすぎる傾向があります。「もっと勉強してから」「もう少し貯金したら」「もっと良い物件が出てきたら」——この繰り返しが、行動のタイミングを永遠に先送りにします。
「買える人」は、完璧でなくてもまず動きます。不完全な知識のまま内見に行き、リスクが高い物件もあえて見学して経験値を積み、先輩に相談しながら判断力を磨いていく。この「動きながら学ぶ」サイクルが、最終的に1戸目の購入を現実のものにします。
- ✅ 買える人:不完全でも今すぐ動く。先輩に相談しながらPDCAを回す
- ❌ 買えない人:完璧な準備を待つ。情報収集だけで行動に移さない
- ✅ 買える人:「致命傷でなければOK」と割り切り、リスクを定量的に判断する
- ❌ 買えない人:すべてのリスクをゼロにしようとして身動きが取れなくなる
- ✅ 買える人:メンターや先輩に「この物件どう思いますか?」と素直に聞ける
- ❌ 買えない人:プライドや恥ずかしさから、一人で全てを判断しようとする
まとめ:ゼロイチは「行動力 × 相談力」で動く
4名の事例を通じて見えてきたのは、ゼロイチ達成に必要なのは「特別な才能」でも「潤沢な資金」でもないということです。必要なのはただ2つ——動き出すスピード(行動力)と、経験者を頼る素直さ(相談力)です。
公務員・個人事業主・工務店勤務・会社員と属性はバラバラでも、この2つの共通点が全員を成功へと導きました。「とりあえずやってみる」を起点に、先輩や仲間へ相談しながら軌道修正する——この地道なサイクルこそが、1戸目を手にした人とそうでない人を分ける最大の違いです。
あなたのゼロイチは、きっともう目の前にあります。まずは今日、一つだけ行動してみてください。
- ① 近くのDIYオフ会・勉強会に参加してみる(まず人に会う)
- ② 気になる物件を1件だけ内見予約する(完璧でなくてOK)
- ③ 先輩大家・メンターに「この物件どう思いますか?」と相談してみる
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